数多くの商品が巷に出回っているサプリメントですが、はたして皆さんは本当に正しくサプリメントを摂れているでしょうか?
サプリメントの摂取方法として間違いやすいのは、薬品・ビタミン剤の代わりとして摂取してしまうことである。
薬品とサプリメントとの違いを法的な立場から簡単に説明していきます。
サプリメントはどのような症状のに効果があるかなどの表示はできず、「特定保健用食品」いわゆる“トクホ”商品でも
「血糖値が気になる方に」「血圧が高めの方に」
といった表示しかできません。
それに対して薬品は、どのような症状の時に飲むのか明記されており、何かしらの体調不良や病気を“治療”することが目的なので、症状が無い時は服用しません。
また薬品はそれ自体が単体で効果を発揮しますが、食品であるサプリメントは、単品で効果を発揮することはなく、即効性もないので、日頃からの摂取と複合的な摂取が必要です。
まず基本となるのは、「ベースサプリメント」です。
その中でも
マルチビタミン
・
マルチミネラル
・
プロテイン
を最初に摂取しましょう。
摂取量はメーカーによって異なるので、必ず確認し、守るようにします。特にミネラルは安全領域が狭いので、注意が必要です。
プロテイン
は、“アミノ酸スコア100”の物を選び、自分の体重の「0,01%」(60kgの人ならば6g)以内で摂取しましょう。
そして、同じく「ベースサプリメント」から、バラの各種ビタミン
(
ビタミンA
・
ビタミンB
・
ビタミンC
・
ビタミンE
)を
マルチビタミン
・
マルチミネラル
同様、朝を中心に摂り、一日の摂取量が複数の場合は昼・夜に分けます。
(ビタミンAは前駆体であるβカロテンで、ビタミンBはB群・Bコンプレックスの商品で摂取することが望ましい)
さらに、
ファイバー(食物繊維)
と
レシチン
・
EPA
・
DHA
を加えていきます。
ファイバー(食物繊維)
は一日量を3回に分け、食事に合わて摂り、
EPA
・
DHA
は一日量が1個であれば夕食後に、複数であれば、朝・夕の2回に分けます。
以上のように、まずは「ベースサプリメント」で体の基礎を整え、そのうえで、個人や体質、体の不調に合わせて「ヘルスサプリメント」・「オプショナルサプリメント」をプラスするというのが、サプリメントの基本的な摂取方法となります。
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ビタミンも、ミネラルも、話題のCoQ10も「ただ飲んでいるだけ」では効果なし。“サプリを摂る優先順位”と“からだの代謝アップ”が重要なカギでした。サプリメントの摂りかたと、体内で機能せさるための生活習慣をわかりやすく解説。
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